ノーコードで独自ドメインを設定する方法は?

ノーコードで独自ドメインを設定する方法は?

ノーコードで独自ドメインを設定するには、独自ドメインを取得したサービスのDNS設定と、ノーコードサービス側のドメイン設定を対応させます。基本的には、ノーコードサービスが指定するDNSレコード(AレコードまたはCNAMEレコードなど)を登録し、反映後に接続を確認する流れです。

ノーコードで独自ドメインを設定する手順

  1. 独自ドメインを用意します。ドメイン取得サービスで購入したドメインのほか、すでに所有しているドメインも利用できます。

  2. ノーコードサービスの管理画面を開き、「独自ドメイン」「カスタムドメイン」「ドメイン設定」などの項目を探します。

  3. 設定したいドメインを入力します。たとえば、サイト全体を表示する場合は「example.com」、サブドメインを使う場合は「www.example.com」のように入力します。

  4. 画面に表示されたDNS設定情報を確認します。サービスによって、Aレコード、CNAMEレコード、TXTレコードなど、登録する内容が異なります。

  5. ドメインを管理しているサービスの管理画面にログインし、DNS設定を開きます。

  6. ノーコードサービスが指定した種類、名前、値を入力してDNSレコードを追加します。既存の同じ名前のレコードがある場合は、削除や変更の前に用途を確認してください。

  7. ノーコードサービスの管理画面に戻り、「確認」「接続」「Verify」などのボタンを押します。DNSの反映には時間がかかることがあるため、すぐに確認できない場合は時間を置いて再試行します。

  8. 独自ドメインでサイトを開き、正しいページが表示されるか確認します。HTTPSでアクセスできること、スマートフォンでも表示できることも確認してください。

DNS設定で入力する項目

DNSレコードには、主に次の項目があります。実際に入力する値は、利用するノーコードサービスの管理画面に表示された内容を使います。

項目 意味 入力例
種類 どの種類のDNSレコードか A、CNAME、TXTなど
名前・ホスト名 ドメインのどの部分に設定するか @、www、指定された文字列など
値・内容 接続先や認証用の情報 IPアドレス、指定されたホスト名など
TTL DNS情報を保持する時間 自動設定、指定値など

たとえば、ルートドメインにIPアドレスを指定する場合はAレコード、サブドメインを別のホスト名へ接続する場合はCNAMEレコードを使うことがあります。ただし、同じノーコードサービスでも設定方法が異なるため、レコードの種類や値を推測して入力しないでください。

AレコードとCNAMEレコードの違い

Aレコードは、ドメインをIPアドレスに結び付ける設定です。CNAMEレコードは、ドメインやサブドメインを別のホスト名に結び付ける設定です。

レコード 主な接続先 使われることがある例
Aレコード IPアドレス example.com
CNAMEレコード 別のホスト名 www.example.com

どちらを使うかは、ノーコードサービスが指定する内容で決まります。サービスによっては、ルートドメインと「www」付きドメインで異なる設定を求められることもあります。

独自ドメインが反映されないときの確認方法

設定後にサイトが表示されない場合は、入力内容、対象ドメイン、DNSの反映状況を順番に確認します。

  • ノーコードサービスに入力したドメインが正しいか確認する
  • DNSレコードの種類、名前、値に入力ミスがないか確認する
  • ドメインを管理しているサービスに設定したか確認する
  • 同じ名前の古いAレコードやCNAMEレコードが残っていないか確認する
  • DNS設定の変更後、反映を待ってから再確認する
  • ノーコードサービス側のドメイン認証を完了しているか確認する
  • 「www」付きと「www」なしのどちらを設定したか確認する

DNSを変更しても、すぐにすべての環境へ反映されるとは限りません。反映時間は、ドメイン管理サービスやDNS設定によって異なるため、ノーコードサービスの案内に従って再確認してください。

HTTPSの設定は必要か

独自ドメインで公開する場合は、HTTPSで表示できるかも確認します。HTTPSは、ブラウザとサイトの通信を暗号化する仕組みです。

ノーコードサービスによっては、ドメイン接続後にSSL証明書が自動で設定されます。一方で、反映まで時間がかかったり、別途設定が必要だったりする場合もあるため、「https://」でアクセスして警告が表示されないか確認してください。

メールを使っているドメインはDNS変更に注意

独自ドメインをメールにも使っている場合、Webサイト用のDNSレコードを変更するときに、メール用の設定を消さないよう注意が必要です。

特に、MXレコードはメールの送信先を指定する設定です。ノーコードサービスの接続に不要なレコードを削除すると、Webサイトだけでなくメールが使えなくなる可能性があります。

既存のメールサービスを使っている場合は、変更前のDNS設定を控え、ノーコードサービスが追加・変更を求めているレコードだけを操作してください。判断できないレコードは、ドメイン管理サービスやメールサービスの案内を確認してから変更します。

独自ドメイン設定で迷ったときの判断

ノーコードサービスが指定したDNSレコードを、ドメイン管理サービス側へ正確に登録できれば、専門的なプログラミングなしで設定できます。ただし、具体的なレコードの値や設定画面はサービスごとに異なります。

まずはノーコードサービスの管理画面で独自ドメイン設定を開き、表示された「種類・名前・値」をそのまま確認してください。その後、ドメイン管理サービスのDNS設定へ同じ内容を登録し、認証とHTTPS表示まで完了すれば設定終了です。