ノーコードでSEOを設定するには、サイト作成サービスやCMSに用意されている設定画面で、ページタイトル、メタディスクリプション、URL、見出し、画像の代替テキストなどを整えます。HTMLやプログラミングの知識がなくても基本設定はできますが、検索順位が上がることや上位表示を保証するものではありません。
ノーコードで設定できる主なSEO項目
まずは、ページごとに検索エンジンへ伝える情報を設定します。名称や設定場所は、利用しているサービスによって異なります。
| 項目 | 設定する内容 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| ページタイトル | ページの内容を短く表すタイトル | ページごとに内容を変える |
| メタディスクリプション | 検索結果に表示されるページの説明文 | 本文の内容と一致させる |
| URL | ページ固有のアドレス | 内容が分かる短い文字列にする |
| 見出し | ページの構造を示す見出し | 大見出しから順番に使う |
| 画像の代替テキスト | 画像の内容を説明する文章 | 画像の意味を具体的に書く |
| サイトマップ | サイト内ページの一覧情報 | サービス側で自動生成されるか確認する |
ノーコードでSEOを設定する手順
1. 対策するページとキーワードを決める
最初に、どのページで何を説明するのかを決めます。検索キーワードは、ページの中心テーマを表す言葉を1つ決め、必要に応じて関連する言葉を加えます。
たとえば「ノーコード SEO 設定方法」をテーマにするなら、ページではノーコードで設定できる項目や、具体的な作業手順を中心に説明します。ページの内容と関係のないキーワードを大量に入れる方法は避けてください。
2. ページタイトルを設定する
サイト作成サービスのページ設定やSEO設定にある「ページタイトル」「SEOタイトル」などの項目へ、ページの内容が伝わるタイトルを入力します。
タイトルには、ページで扱うテーマを自然に含めます。検索キーワードをそのまま並べるのではなく、読者が内容を判断できる文章にすることが大切です。
- ページの内容を具体的に表す
- 同じサイト内で他のページと重複させない
- タイトルだけで、読むと分かる情報を入れる
タイトルを設定しても、検索結果では検索エンジンが別の文言を表示する場合があります。そのため、タイトルとページ本文の内容を一致させておきます。
3. メタディスクリプションを書く
「ディスクリプション」「検索結果の説明文」などの入力欄に、ページの内容を2〜3文程度で説明します。ここでは、ページを読むと何が分かるのかを具体的に書きます。
たとえば、ノーコードのSEO設定方法を解説するページなら、「タイトル、説明文、URL、画像の代替テキストなどを設定する手順を紹介します」のように、扱う内容を示します。
メタディスクリプションは検索順位を直接決める設定ではありませんが、検索結果でページの内容を伝える材料になります。「必ず上位表示される」「クリック率が必ず上がる」といった断定はできません。
4. URLを分かりやすく設定する
ページを新しく作成するときは、URLの末尾にあたるスラッグを設定できるか確認します。ページの内容を表す、短く分かりやすい文字列が向いています。
たとえば、ノーコードのSEO設定方法を説明するページであれば、サービスの仕様に合わせて「no-code-seo」などのスラッグを検討できます。ただし、公開済みページのURLを変更すると、既存リンクが使えなくなったり、アクセスに影響したりする場合があります。
URLを変更する場合は、サービスにリダイレクト設定があるか確認し、必要な設定を行ってから変更してください。リダイレクトとは、古いURLへアクセスした人を新しいURLへ案内する仕組みです。
5. 見出しを正しい順番で設定する
本文では、ページの題名にあたる大見出しの下に、内容を分ける見出しを配置します。ノーコードサービスでは、テキストブロックの種類から見出しを選ぶだけで設定できることが多いものの、見た目だけでなく役割も確認してください。
- ページ全体のテーマを大見出しで示す
- 大きな項目に見出しを付ける
- 必要なら、その下に小見出しを置く
- 文字を大きくする目的だけで見出しを使わない
見出しには、読者がその項目の内容を予測できる言葉を使います。「設定方法」「設定前に確認すること」のように、本文の内容と一致させてください。
6. 画像に代替テキストを設定する
画像の設定画面に「代替テキスト」「ALTテキスト」などの欄があれば、画像が何を表しているのかを入力します。代替テキストは、画像を表示できない場合や、画像の内容を確認しにくい場合に役立ちます。
たとえば、SEO設定画面のスクリーンショットなら「ページタイトルを入力するSEO設定画面」のように、画像の内容を説明します。画像と関係のないキーワードを並べたり、装飾目的の画像に長い説明を入れたりする必要はありません。
7. 内部リンクを設定する
関連するページがサイト内にある場合は、本文からリンクを設置します。リンクの文字には、リンク先で分かる内容を使います。
「詳しくはこちら」だけではリンク先の内容が分かりにくいため、「ホームページのタイトル設定方法を確認する」のように書くと、読者が移動先を判断しやすくなります。
8. スマートフォン表示とページ速度を確認する
公開前に、スマートフォンとパソコンの両方でページを確認します。文章が画面からはみ出していないか、ボタンやリンクを押せるか、画像が適切に表示されるかを確認してください。
画像を大量に使うページでは、画像のサイズが大きすぎると読み込みに時間がかかることがあります。ノーコードサービスに画像の圧縮機能がある場合は利用し、不要な画像や機能を減らします。
9. 公開後にインデックス状況を確認する
ページを公開しただけで、検索結果にすぐ表示されるとは限りません。検索エンジン向けの登録状況を確認するサービスを利用できる場合は、サイトの登録状況やエラーを確認します。
ただし、ページを登録する操作をしても、検索結果への掲載や順位が保証されるわけではありません。公開後は、ページの内容が検索意図に合っているか、リンク切れや表示エラーがないかを継続的に確認します。
サービスの設定画面で確認する項目
利用するノーコードサービスの管理画面では、次の項目を順番に探します。設定項目が見つからない場合は、サービスのヘルプで「SEO」「検索エンジン」「ページタイトル」「サイトマップ」などの言葉を検索してください。
- サイト全体の設定で、サイト名や基本的な説明を入力する
- 各ページの設定で、ページタイトルと説明文を入力する
- ページのURLやスラッグを確認する
- 本文の見出しを見出し用のブロックで設定する
- 画像ごとに代替テキストを入力する
- 公開設定で、検索エンジンに表示しない設定になっていないか確認する
- サイトマップや独自ドメインなど、サービスが提供する機能を確認する
- 公開後にスマートフォン表示とリンクを確認する
サービスによっては、ページ単位のSEO設定やサイトマップの編集ができないことがあります。設定欄がない項目は、未設定でも問題ないとは限らないため、そのサービスで対応できる範囲を確認してください。
ノーコードSEOでできることと難しいこと
| 比較項目 | ノーコードで対応しやすい内容 | 追加の知識や機能が必要になりやすい内容 |
|---|---|---|
| ページ情報 | タイトル、説明文、URLの設定 | ページごとの高度な表示制御 |
| 本文構造 | 見出し、文章、画像の配置 | 複雑な構造化データの調整 |
| サイト内導線 | メニューや内部リンクの作成 | 大規模サイトのリンク構造の管理 |
| 技術設定 | サービスが用意した基本設定 | サーバー、コード、詳細な表示速度の調整 |
| 分析 | サービス内の基本的なアクセス確認 | 複数ツールを使った詳細な分析や改善 |
ノーコードは、基本的なSEO設定を始めやすい点がメリットです。一方で、サービスによってはHTML、構造化データ、細かなリダイレクト、robots.txtなどを自由に設定できません。必要な設定が管理画面にない場合は、対応範囲を確認したうえでサービスを選びます。
設定後に確認するチェックリスト
- ページタイトルがページごとに設定されている
- タイトルと本文の内容が一致している
- 検索する人が知りたい情報を本文で説明している
- メタディスクリプションがページ内容を正しく表している
- URLが長すぎず、内容を判断しやすい
- 見出しが本文の構造に沿っている
- 画像に必要な代替テキストがある
- 関連ページへの内部リンクがある
- スマートフォンで読みやすい
- リンク切れや表示エラーがない
- 検索エンジンに表示しない設定が意図せず有効になっていない
ノーコードでSEOを設定するときの注意点
SEO設定欄にキーワードを入力するだけで、検索順位が決まるわけではありません。タイトルや説明文を整えても、本文が読者の疑問に答えていなければ、ページの目的を十分に果たせません。
また、同じタイトルや説明文を複数ページに設定すると、ページごとの違いが伝わりにくくなります。ページごとに内容を確認し、固有の情報を設定してください。
公開済みページのURL、タイトル、本文を大きく変更する場合は、変更前後のアクセスやリンク状況を確認します。特にURLの変更は、内部リンクや外部からのリンクにも影響するため、必要性を検討してから行います。
ノーコードでSEOを設定する方法のまとめ
ノーコードでSEOを設定するときは、まずページのテーマとキーワードを決め、ページタイトル、説明文、URL、見出し、画像の代替テキスト、内部リンクを整えます。その後、スマートフォン表示やリンク切れ、検索エンジンに表示しない設定の有無を確認します。
最初に行う作業は、利用中のサービスのページ設定を開き、「SEO」「検索エンジン」「タイトル」「説明文」の項目を確認することです。設定できる範囲はサービスごとに異なるため、用意されている機能の中でページ内容を正確に伝えることを優先してください。







