ノーコードでアクセス解析を設定するには、アクセス解析ツールとサイト作成サービスの連携機能、または専用プラグインを使います。コードを直接編集せずに導入できますが、利用するサービスによって設定方法や計測できる内容は異なります。
代表的な方法は、Google アナリティクスなどの解析ツールをCMSやホームページ作成サービスに接続する方法です。まずは「何を知りたいか」を決め、その目的に合うツールと連携方法を選びましょう。
ノーコードでアクセス解析を設定する主な方法
ノーコード設定には、主に次の3つの方法があります。
| 方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| CMSや作成サービスの標準連携 | サイト全体のアクセス数を手軽に確認したい | 計測できる項目がサービスによって異なる |
| 専用プラグインやアプリ | WordPressなどで管理画面から設定したい | プラグインの提供元や対応状況を確認する必要がある |
| タグ管理ツール | クリックやフォーム送信なども計測したい | 初期設定や計測内容の設計が必要になる |
単に訪問者数や人気ページを知りたいだけなら、標準連携や専用プラグインが使いやすいでしょう。ボタンのクリック、資料のダウンロード、問い合わせ送信などを計測する場合は、イベント設定に対応した方法を選びます。
設定前に決めること
先に計測の目的を決めると、不要な設定を減らせます。アクセス解析は、数字を集めること自体ではなく、サイトの改善に使うために導入します。
- サイトへの訪問者数を知りたい
- どのページが多く読まれているか確認したい
- 検索やSNSなど、訪問元を調べたい
- 問い合わせページまで進んだ人数を測りたい
- 購入や資料請求などの成果を確認したい
たとえば、問い合わせを増やしたいサイトでは、アクセス数だけでなく「問い合わせページの閲覧数」や「送信完了数」も重要です。目的が決まっていないまま設定すると、見ないレポートや不要な計測項目が増えます。
ノーコードでアクセス解析を設定する手順
具体的な画面名はサービスによって異なりますが、基本的な流れは共通しています。
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アクセス解析ツールを選ぶ
確認したい内容と、サイトが利用しているサービスに合う解析ツールを選びます。サイト全体の利用状況を確認する場合は、一般的なアクセス解析ツールを使う方法があります。
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解析ツールのアカウントを作成する
画面の案内に沿ってアカウントや計測対象のサイトを登録します。登録時には、サイト名やサイトのURLなどを入力することがあります。
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計測用のIDを確認する
登録が完了すると、サイトと解析ツールを結び付けるための計測IDが発行されます。IDの名称や形式はツールによって異なります。
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CMSやサイト作成サービスの連携画面を開く
管理画面の「アクセス解析」「マーケティング」「外部サービス連携」などの項目を探します。見つからない場合は、利用中のサービスのヘルプで「アクセス解析」や「計測ID」を検索します。
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計測IDを入力して保存する
計測IDを入力し、設定を保存します。専用プラグインを使う場合は、プラグインを追加して解析ツールのアカウントと接続する方式もあります。
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サイトで計測できているか確認する
自分のサイトを別のブラウザーやスマートフォンで開き、解析ツールのリアルタイム画面などでアクセスが検出されるか確認します。反映には時間がかかる場合があるため、すぐに表示されないときは設定保存の状態や対象URLを見直します。
WordPressでノーコード設定する方法
WordPressでは、アクセス解析に対応したプラグインや、テーマ・管理画面に用意された連携機能を使う方法があります。利用中のテーマやプラグインに計測IDを入力する欄があれば、コードを直接編集せずに設定できます。
- 解析ツールで計測対象のサイトを登録する
- 計測IDを確認する
- WordPressの管理画面で連携機能または対応プラグインを開く
- 計測IDを入力して保存する
- サイトを表示し、リアルタイムのアクセスを確認する
プラグインを使う場合は、更新日、対応するWordPressのバージョン、提供元、必要な権限を確認してください。複数の方法を同時に設定すると、同じアクセスが二重に計測されることがあるため、テーマ側の設定とプラグイン側の設定を重複させないことが大切です。
ノーコードでも追加設定が必要な計測
ページの閲覧数だけでなく、クリックや問い合わせ送信を測る場合は、基本の連携後にイベントや成果の設定が必要です。
ボタンのクリックを測る
解析ツールや連携サービスに、特定のボタンをクリックしたときのイベントを登録します。すべてのクリックを測るのではなく、電話ボタン、資料ダウンロード、問い合わせボタンなど、改善に使う操作を選ぶと管理しやすくなります。
フォーム送信を測る
フォームサービスによっては、送信完了ページの表示を成果として登録できます。送信完了ページがない場合は、フォーム側や解析ツールが提供する連携機能の有無を確認してください。
「フォームを表示した人数」と「送信を完了した人数」は別の指標です。どちらを成果として扱うのかを先に決めておく必要があります。
購入や予約を測る
ネットショップや予約サービスを利用している場合は、サービス側に解析ツールとの連携機能があるか確認します。売上金額や商品名まで取得できるかは、利用するサービスと設定内容によって異なります。
設定後に確認するポイント
設定を保存しただけで、正しく計測できているとは限りません。次の項目を順番に確認します。
- 計測IDの入力間違いがないか
- 対象サイトのURLが正しいか
- 公開中のページに設定が反映されているか
- アクセス解析ツールで自分のアクセスが検出されるか
- 同じ計測タグを複数の場所に設定していないか
- 問い合わせや購入などの成果が正しく記録されるか
自分のアクセスが表示されない場合は、ブラウザーの広告ブロック機能、Cookieの設定、同意管理の仕組みなどが影響している可能性があります。また、解析ツールのデータはリアルタイム画面以外では反映に時間がかかる場合があります。
ノーコード設定で注意したいこと
ノーコードは設定を簡単にできる方法ですが、計測の正確さや利用条件まで自動で決まるわけではありません。
- 利用する解析ツールの利用規約やプライバシーに関する案内を確認する
- Cookieやアクセス情報の取り扱いについて、サイトに必要な案内を用意する
- 管理画面の権限を必要な人に限定する
- プラグインや連携サービスを定期的に更新する
- アクセス数の増減だけでなく、目的に関係する成果も確認する
特に、複数の解析ツールや広告サービスを組み合わせる場合は、同じデータを重複して取得したり、指標の定義が異なったりすることがあります。比較するときは、対象期間と指標の意味をそろえてください。
ノーコードで設定できない場合の判断
利用中のCMSやサイト作成サービスに連携機能がなく、専用プラグインも使えない場合は、ノーコードだけで設定できるかは未確認です。サービスによってはHTML編集やタグの貼り付けが必要になるため、管理画面のヘルプで対応方法を確認します。
また、複雑な購入計測、会員ごとの行動分析、複数サイトをまたぐ計測などは、ノーコードの標準機能だけでは対応できない場合があります。必要な計測内容を整理し、標準連携で足りるかを判断してください。
まとめ
ノーコードでアクセス解析を設定する基本手順は、解析ツールを選び、計測IDを取得し、CMSやサイト作成サービスの連携画面に入力して、実際のアクセスを確認することです。
まずは訪問者数や人気ページなど基本的な計測から始め、必要に応じてクリック、フォーム送信、購入などの成果を追加します。設定後は、二重計測や反映遅れがないかを確認し、サイトの目的に合う指標だけを継続して見直しましょう。







